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どうも。前田です。これから非常識な本を2冊紹介します。

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2011年3月4日前後の発売。非常識な理由は以下の通りです。



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本にはリスニングセクションの練習問題が多く掲載されていますが、2冊とも新書サイズですから、CDは付いていません。ですから、無料でダウンロードできる音声は「おまけ」ではなく「必需品」です。「無料でダウンロードできる」と言うより「わざわざダウンロードしなければならない」と言う方が適切です。

必需品を提供していないのですから、見方によっては欠陥品なのです。喫茶店で席について、注文したイチゴクリームパフェが来たけれど、スプーンがない。横にいた店員が「スプーンは無料で貸しますよ。あそこのカウンターまで取りに行ってください。私は行きません」と言っているようなものです。

音声ファイルをダウンロードできない人や、ダウンロードはできるけれど、ファイルを再生できない人は、本を買ってもリスニングセクションの練習に取り組むことができません。忘れないでください。

〜ご注意〜
『時短特急』の音声を「1冊まるごとダウンロード」すると、リーディングセクションの音声もダウンロードされます。音声ファイルを最初から再生すると、パート4の後にパート5の音声が正解つきで流れます。正解が聞こえてしまうのは嫌ですよね。ですから、模試に取り組む際には各テストの15番から17番の音声を再生しないことを強く推奨します。


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「必需品」である音声が本に付いていないのは非常識ですが、本を買わなくても無料で音声をダウンロードできます。パスワードなんかありません。垂れ流しです。「おまけ」ではない、商品の一部なのに無料で垂れ流す。これはこれで非常識です。

先に音声を聞いてコンテンツをチェックしたいならば、版元のサイトで音声を探してみてください。ま、本が手元にない状態で先に音声を聞くことにはメリットもデメリットもありますから慎重に判断してください。


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『時短特急』の、あるページには、このような解説があります。

ダブルパッセージは、残り時間が少ない中で取り組む可能性が高いです。ただし、やたらと速く読んでも脳ミソが理解してくれない恐れがあります。これが「パニックモード」です。

ほかにも、本にしては変な表現が多く使われています。なぜなら、ボクはこの本を「授業で語っているように書いた」からです。目の前にあなたがいることを想像して。編集者が出版前に多くをカットしたことは言うまでもありません。それでも、これまでに書いてきたボクのどの本と比べても大きく口調が違います。ところが・・・

『入門特急』を手にして驚きました。加藤さん自身が本に出演しているのです。

たとえば、「TEXってどういう先生?」って質問されたら、日本語でも、「いい先生」とか「若い先生」といった感じで「先生」という名詞を説明しますね。この「いい」や「若い」が形容詞です。形容詞をこうして名詞の前につけ足すと、名詞をくわしく説明することができます。英語もこれと同じで、形容詞をteacherという名詞の前に置けば、a good teacher(いい先生)とかa young teacher(若い先生)といったふうに、TEX先生の素晴らしさを説明することができます(自作自演)。

ほか、ダイエット、イスカンダル、ガンダム、ドラクエ、聖徳太子、奥様など、TOEICとは無縁に思える文字が頻繁に登場します。編集者は「かなりカットしました」と言っていましたが、とても信じられません。もし、本気でカットしまくったら、原稿が全ページ消えてしまっていたことでしょう。


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BEYOND 990 を書いた3人。これ以上の説明は省略。

ロス・タロック TEX加藤 ヒロ前田


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『時短特急』

ミニ模試の集合体ですから、いわゆる「レベル」を意識せずに作りました。つまり、やさしい問題も難問も適度に散りばめてあります。

すでにTOEICを受験したことがあり、いわゆる対策本を使ったことがある人だけを念頭に置いて書きましたので、出題形式を紹介したり、「問題タイプ別ストラテジー」などを解説したりするページはありません。各問題に対する解説の中に書くことでカバーしました。

空き時間に、本物のテストっぽい練習問題を使って「演習」をしたい人を想定した本です。

『入門特急』

初級者向けに作られています。ブアツイ本を使いこなす自信がない人や、英語の基礎を楽しく理解したい、TOEICの出題形式や効果的な取り組み方から学びたい人を想定した本だと思います。

すべての英文がやさしいわけではありませんが「解説」が初級者向けです。ですから、中級者や上級者にとっては不要なことでも詳しく説明されています。その結果、文字の多いページがかなりあります。ただし、ガンダムや奥様が登場するので、英語やTOEICに関する知識が豊富ではない人でも挫折せずに読むことができます。

表紙のオビに「笑えて、わかる、新感覚参考書」とあります。「笑える」かどうかは議論が必要ですが「わかる」「新感覚」は適切な表現だと思います。

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では、いつも通り特典の説明をします。

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「入門特急」または「時短特急」の読者の方に、次のプレゼントを無料で進呈します。

2011年3月某日に「入門特急」と「時短特急」を使ったセミナーが開催されました。マルマル録音しましたので、そのまま差し上げます。

TOEICの基本情報を含め600点を目指すための戦略や心構えを、サンプル問題を使用しながらレクチャーしました。これから「入門」する人に、ぜひ聞いていただきたい内容です。

受講者からの質問に回答しました。

Test 1とTest 5を現場で実践し、重要ポイントを解説しました。グループワークもあります。すでにTOEICを何度か受験したことのある人を想定して話しました。









入門特急セミナーは、本を片手に聞くことをお勧めします。時短特急セミナーでは、模試そのものを実践していますので「シーン」とする時間が結構あります。ですから、先に本を使ってTest 1とTest 5を済ませてから、この音声のレクチャー部分を聞くことをお勧めします。テスト自体はそれぞれ18分くらいです。


どちらか1冊でもお持ちであれば特典をダウンロードできますが、入手経路が違います。お持ちの本に合わせてどちらかを選んでください。

「時短特急」・・・本に掲載されている特典用URLにアクセスしてください。

「入門特急」・・・以下の方法で専用ページにアクセスしてください。

「入門特急」だけをお持ちの方は、ユーザー名とパスワードが必要です。

・ユーザー名=nyumon ・パスワード=(6文字=下のとおり)

「入門特急」のP.140にあるサンプル問題の(A)がパスワードです。
ユーザー名とパスワードを「入門特急」経由の入り口で入力してください。



入門特急 読者の声

とても分かりやすく、また、笑わせてもらいました。まだまだ基礎がなってないことも痛感。キッチリ活用して600点越えさせて、さらに上を目指したいと思います。ありがとうございました。

TEX加藤先生の名調子?を読みたくて購入しました。基本の再確認と根本的な実力を身につけるための勉強法が学べました。また原点に立ち戻って勉強したいと思います。

TOEICを教えている講師です。生徒達は600点を目指しているので、入門特急は大変参考になりました。オヤジギャグが炸裂する加藤先生の授業風景が目に浮かびます。私も授業中に、しょーもないことを言わずにはいられないタチですので、親近感を持ちました。連休明けの授業が楽しみです。ありがとうございました。

分かりやすく、TOEIC本にしては珍しく最後まで読むことができました。

既に600点は持っていたのですが、基礎をおさらいしたいと思って入門特急を購入しました。文章が面白く読みやすいだけでなく、よく出るポイントがしっかりまとめられている点が素晴らしいと感じました。また、リーディングにも音声が付いていて、音読の復習がし易かったのが良かったです。

試験2週間前に買いました。何から手を着けていいのかわかりませんでしたが、この本にして良かったと思います。解説も僕に合ったものだったんでわかりやすかったし、何よりこの薄さが僕の性分に合ってました。ありがとうございました。

時短特急 読者の声

通勤電車で模試が出来るのが画期的でした。直前勉強に使いました。

TOEIC受験まで1カ月をきってからでもこの分量ならやりきることができると思って購入しました。語注はあったら便利だけどなくても自分で調べることができるので。それをめんどくさがるならなんで英語勉強してるんだ? という原点を聞きたいぐらいです。そんなに難しい単語が並んでいるものでもないようですし。これから徹底的にやりつくそうと思います!

短い時間にテストに取り組みたいとおもったので、購入しました。解くのが楽しみです。

急に決まった試験4日前。急いで準備しなければならないのだが、仕事もあり、まとまった時間がとれない。そんな時に本屋さんで目に留まりました。4年前に630点とった時の勘を取り戻すのには最適かもしれません。

短時間でTOEICテストを一通り勉強できるところが素晴らしかった。復習時間を入れても、1回分1時間あれば十分なので社会人にはありがたい。

ヒロ前田先生の簡潔で明解な解説は、日本語で書いてあるにも拘らず、無駄のないロジカルな英語の文章を読んでいる様で心地良い。TOEICだけの勉強に終わらない所が素晴らしい。

公式問題集を使っていましたが、2時間をかけて解くだけの時間がありませんでした。短時間ですべてのパートに触れることができることに魅力を感じ購入しました。

これらの本はアマゾンなどで販売中です。

時短特急入門特急


このプレゼント企画は版元とは関係なく著者が勝手に実施しています。当ページへのリンクは自由ですが、特典の無断複製・再配布などはご遠慮ください。

時短特急の「はじめに」をPDFファイルで配布中

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