TOEIC対策|TOEIC指導|ヒロ前田
TOEIC受験力アップ実践フォーラム スコアが必要なアナタを応援
ヒロ前田のサイト
HOME TOEIC本

TOEICメルマガ

セミナー

プロフィール

リンク
【ダッシュで奪取】 TOEIC
トップページ
お問い合わせ

【ブログ】
TOEIC対策 疑問ひたすら100連発
無料メールマガジン 【ダッシュで奪取】 TOEIC

音声コンテンツも出すので、PCで読むアドレスの登録をお勧めします。メルマガ読者限定イベントの情報も発信しています。 こちらがメルマガ登録ページです。

サンプル 119号 焼畑農業


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1 第162回(2011年5月29日)公開テスト情報

2 第163回(2011年6月26日)公開テスト情報

3 焼畑農業とザルとスプーン

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


1 第162回(2011年5月29日)公開テスト情報
─────────────────────────────────

70パーセントを正答したら、こんなスコアになりました。


▼ スコア

合計で630点前後になると予想していましたが・・・

 リスニング:345
リーディング:325


予想より少し高かったです。
もしかして、予定より多く正答したのかと思い、一応、項目別正答率を
チェックしてみました。

 リスニング:37 91 62 78
リーディング:80 73 50 41 86


リーディングセクションには不確定要素があるので
何とも言えませんが、リスニングセクションの正答数は予定通り
70問になっています。



2 第163回(2011年6月26日)公開テスト情報
─────────────────────────────────

第163回の公開テストは、フォーム番号が小さくなるという
異変がありました。

第162回のテストが「4HIC10」でしたので、まぁ、1種類しか
なかったのは変でしたが、第163回のフォーム番号は10より
大きくなるのが通常パターンでした。

が、「4HIC6」と「4HIC7」でした。

第161回が中止されたので、そこで使われる予定だったのでしょう。


で、第163回でも70パーセントの正答数を目指しました。

同じ実験を2回以上することで「ブレ」がどれくらいあるか知るために。

でも、うまくいきませんでした。


▼ リスニングセクション

パート1 10問
パート2 30問
パート3 30問
パート4  0問

▼ リーディングセクション

パート5 39問
パート6  6問
パート7 25問

のように正答したつもりでしたが、少しミスしていたようです。

予想スコアは・・・


と6月末に書き始めたのですが、結果が発表されてしまいました。


▼ スコア

 リスニング:335
リーディング:320

こうなりました。

ミスがあったので、正答数は70問ずつではありません。

第162回と比べて少しスコアが低いので、まぁ、妥当な結果と
言えるでしょう。

となると、各セクションで300を取るラインは、少なくとも
この2回のテストでは少し下がっていたようです。

65パーセントの正答で十分。

以前、調べた時は、もうちょい上にあったんですけどね。


▼ レビューセミナー

第163回の公開テストのレビューセミナーは、まだ作っていませんが
次号で発表します。

第164回の公開テストが7月24日なので、もういらねーよと
言われそうですが、ま、自分の勉強になるので勝手に作ります。


3 焼畑農業とザルとスプーン
─────────────────────────────────

ボクは、いわゆる「対策本」をメルマガやブログで
推薦したことはほとんどありません。

少なくとも、ここ3、4年はゼロです。

「紹介」したことはあったかも知れませんが、推薦と紹介は意味が
違うので使い分けています。

で、珍しく今回は推薦に近い紹介をします。

でも、あなたがいくつかの条件を満たすなら、この本はまった
推薦しません。


「極めろ! TOEIC TEST に出る究極ボキャブラリー1000 」です。


実物を使いながら40分くらいのビデオにしました。
興味がなければ時間が無駄になるので見ない方がいいです。

100メガを超えるので、パソコンでダウンロードしてください。

これ → http://hiromaeda.info/audio/video/book_rev_201107.zip


人によっては、ボクの話の中に語彙増強のヒントを見つけることが
できるでしょう。


さて。

その本の目的は語彙増強ですので、自分の体験に照らしながら、
少し焼畑農業とザルとスプーンの話をします。


▼ 来週より来年

ボク自身の体験としては、語彙を増やすために単語が列挙された本を
使った総時間は3分くらいだと思います。

記憶があいまいなので3分じゃなく30分かも知れませんが、
いずれにしろその程度です。

たぶん高校1年の時。

毎週のようにミニテストがあって、出題範囲が決まっていたので
多くの同級生は準備していました。

準備とは、簡単に言えば「単語と訳を覚える作業」です。

でも・・・

「来週のミニテストで10点満点を取ることに価値はない。
 大事なのは来年の入試だ」

そう決めつけていたボクは、まったく準備しませんでした。

「来週のために覚えたものは、どうせすぐ忘れる」と思っていたからです。

正しいかどうか知りません。個人差があるでしょう。

それ以前に「覚える」こと自体が楽しくなかったのは確実です。


おかげで、ミニテストでは2点とか3点を連発していましたが、
不安はゼロでした。

まったく違うアプローチで語彙力を伸ばしていましたから。

大学に入った後も同じです。英単語と訳を覚える作業をまった
く やらないまま語彙力を伸ばしていた人が多い、というか、
そういう人しか周りにはいなかったです。

ところが、さらに後になって、この世には単語と訳を覚えようと
することで、本当に覚えることが可能な人がいることを知り、
ま、それはそれでアリか、と思うようになりました。

そーいう人の数は極端に少ないですけどね。

本人が結果に満足すりゃ、別に方法は何だっていいってことです。


▼ 大事なのは・・・

「自分はこれで成果が出る」という方法を自分で「知る」ことです。

そして、「知る」ためには、その判断を下すことができるよう、
体験することが必須です。


もちろん、これは単語に限った話ではありません。学び全般に
言えることです。


他人の事例を調べることに時間を使いまくる時期があってもいいと
思いますが、そーしているうちに半年や1年が過ぎますよ。

講師や著者などに「お勧めの本は何ですか?」と質問するのも
雑談としてはいいでしょうが、いつまで繰り返しますか。


だいたい、講師にしろ著者にしろ答える側が言うことは簡単には
変わらないもんです。

たまたまボクも講師や著者という立場になったせいで
「お勧めは?」という古典的な質問を何度も受けてきましたが、
たいてい答えられません。

理由は単純。

相手が何を知っているかを知らないからです。


話を聞いてみると、そもそも新しい本などを求めること自体が
間違っていると感じる場合も多いです。

あたかも新聞か雑誌の編集者が取材しているかのように
「どれがいいか」を追求する人も少なくありません。

情報収集が趣味なら何も問題はないのですが、スコアなり会話力なり、
望む成果を出すことが目的ならば、その取材をやめましょう。

そして、まずは、自分の取り組み方と成果を振り返る。


▼ 成果確認

手元に1冊でも2冊でも取り組んだ本があるならば、方法は簡単。

もう1回ペラペラめくってみて、何を得たか確認する。

問題集なら、1回だけでいいので、しかも、全ページでなくても
いいので50問くらい適当に選んで再挑戦してみるのです。

それくらいはできますよね。


で、正答率の低さに愕然とするようであれば、新しい本に
取り組んでも似た結果になると推測できます。

やり方がおかしいから。


次から次へと本を渡り歩くジプシーというか「焼畑農業タイプ」の人は
注意した方がいいですよ。

「この本、終わりました。次はこれです!」と言って、
「この本」を習得したと思い込んで前進する。

都合よく新刊が出るからそいつを焼きに行くわけです。

そんな自分が好き、みたいな。


もちろん、1冊からコレコレを得られればOKとする、といった
自分なりのゴールを設定しながら渡り歩くのはいいと思いますけどね。

計画性のある、成果確認型ジプシーは大丈夫です。

大丈夫というか、強い。

しょせんTOEICは出題範囲が偏っているので、演習量が多いと
本番で出合うアイテムの多くが「見たことあるヤツ」になります。

そりゃ強いですよね。


でも、そーいうプランがない、無計画で成果非確認型の焼畑農業は
ザルで水を汲むようなもんです。

ザルのまま新しいことに挑戦してもザルザルですからね。


まぁ、アホみたいに量をこなせば成果はあるでしょう。
リスニングには有効な側面がなくはないです。

でも、やっぱりザルではなくタライで水を汲みたいはず。

いきなりタライにできなくても、初めは小さいスプーンでOKです。
小さいけど成果はある、水漏れはしない。

自分にとってのスプーンを確認した後は、数稽古です。

その確認のために、さっき言ったように、たまに振り返るのが
大事ですよ。


(中略)

誰にでも有効な、完璧な方法なんかないと思うので、なるべく成功率が
高い自分の方法を知ってから、あちこちに応用する。

それが勉強のコツです。



メルマガ登録ページ(実名登録のみ受け付けています)

hiromaeda.info

HOME TOEIC本

TOEICメルマガ

セミナー

プロフィール

リンク