教官インタビュー

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インタビュー(以下、前田が回答)

合宿にまつわることで、一番うれしかったことは何ですか?
多くの参加者から「声」が届いたことです。たいてい、成果とは「スコアアップ」ですが、ほかにもあります。例えば、「耐久力がついたので、日々の学習量が増えた」という声が届いたことがあります。これは、その人にとって合宿が非日常的だったことを示唆(suggest)しています。そして、「当たり前の基準」が上がったのでしょうね。

「1日10時間の勉強なんてありえね~と思ったけど、なんとかなった。平日には時間がないと思っていたのは間違いだった。普段、無駄なことに多くの時間を使っていることに気づきました」とか「朝8時から夜中までリーディングの問題を解きまくったので、今は平日2時間で模試1セットは何でもないです」といった声が届いたこともあります。

合宿を通じて得られることを教えてください。
学習する体質です。「其の壱」の時から言っていたように、この合宿は短期的で小さい成果を得ることを目指していません。長期的に成果を出し続けることを目指しています。

そのためには、成果を出す人になることが大切です。「Doより先にBe」なのです。まず、大きい成果を得るに値する人になる。そうすれば、後から結果はついてきます。

参加者全員が変わるのですか。
いいえ、全員が化けるとは約束できません。想いが強い人ほど変わる可能性が高いでしょう。ボクらは魔術師ではありませんから、参加する皆さんを変えるとは約束しません。

そもそも、人は「変わる」わけではありません。他人によって変えられるわけでもない。人は、自らの道を自らの手で創り、自らの意志で歩むことしかできない存在だと思います。ボクらは、己を信じる人に、きっかけを作っているだけなのです。

インタビュー(以下、濵﨑が回答)

なぜ合宿なのですか。日帰りでもいいのでは?
僕が考えている理想の状態は、自分の持っているすべての経験と知識を参加者のみなさんにお伝えし、全員がその本質をきちんと理解していただくこと。
そして、その中から「これは良いことを知った、早速自分の学習に取り入れていこう」と思えることを、可能な限りたくさん提供することだと考えています。

人は誰しも持てる時間、自由にできる時間には限りがあります。日帰りのセミナーを2日連続で開催するスタイルにしても良いのかもしれません。ですが、「合宿」というスタイルにこだわる理由は別にあるのです。

みなさんが最後に体験した「合宿」、それはいつのことでしょうか。

多くの方は高校や大学の部活やサークルなどで得た機会以来、「同じ志を持つ仲間」と共に、2~3日同じ環境の下で過ごすことがある、という方はほとんどいらっしゃらないと思うのです。僕はこの「究極のゼミ合宿」を通じて、「自分を変える最大の機会」をみなさんに手にしてほしい、と願っているのです。

「自分を変えることができるのは自分だけ」だと僕は信じています。そして、そのきっかけを与えてくれるのは「アツイ志を持つ仲間たち」だけである、とも信じているんです。

この合宿を通じて、普通に暮らしているのであれば決して交わる機会を持つことのできないような仲間と知り合って欲しいのです。そして、そういう仲間たちから得る刺激を受け取るチャンスをできる限り手にしていただきたい。

TOEICの問題を解けるだけ解き、僕や前田先生からたくさんの知識やスキルを得るだけでなく、同じ時間と空間を共有する仲間たちからもたくさんのものを得ていただきたい。その特殊体験ができる場をつくり出したい。

1日ハードな学習に堪え、寝食を共にし、夢も現実も語り合う。そういう日帰りでは得難い非日常を体感する場を共有していただきたい。長くて濃い時間があるからこそ手に入れられるものがある。

合宿にこだわりがあるのは、そういう思い・信念があるからなのです。

わざわざ韓国の本を使う理由を教えてください。
日本語が堪能な僕たちは、TOEICテストという「オールイングリッシュ」のテストの対策を行う上でも、何かあればすぐに日本語に頼ろうとしてしまいます。韓国の本の良いところは、日本語が一切書かれていないこと、英語以外の部分(ハングルの部分)は理解不可能であるところにあります。韓国語に堪能な方には当てはまりませんが、テキストに書かれている英語以外頼りが無いという状況が、みなさんの英語に対するスタンスを理想的なもの(理解すべきこと・判断すべきことは、そこに書かれている英語のみである)にしてくれます。

どのような人が参加すると特に効果的だと思いますか?
TOEIC学習を続けていく中で孤独を感じている人。
自分の学習スタイルに絶えず疑問を感じている人。

このままでは死ねない、自分の人生を何とか自分で切り拓きたい人、そして、そのきっかけを手に入れるチャンスをつかみたい人。

教官プロフィール

リミッターを外せるのは自分だけである